同期発電機 80224kVA-2P
場所: シンガポール
オイルユニットのトラブルにより発電機がトリップしたとの連絡を受け、調査のため急遽シンガポールへ向かいました。
現地到着後すぐに軸受け周りの外観点検を行いました。軸受けが損傷している可能性があると考え、分解調査を行った結果軸受けの損傷が予想以上に顕著に焼損していたため使用不能であると判断しました。
この状態になると一度回転子を引き抜いてさらに詳細な調査が必要になります。
整備に関しても難易度が高く、期間も半年以上かかる長期案件です。
しかし、発電機が復旧できなければクライアントにとって大きな損失につながるため各関係会社からの関心も一層強くなっていました。
その状況でプレッシャーを感じつつも、「これだけ重要な役割を弊社に任せてもらっている」ことへの喜びと感謝から気持ちを改め最善を尽くすことで発電機を無事に復旧できた時には、大きな喜びを感じられたプロジェクトでした。