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同期発電機 20000kVA-2P
場所: インド

3年前に実施した発電機工事の再開が決まりSVとして再びインドへ。本来はOn-Base⇒一次アライメント⇒ファイナルグラウト⇒ファイナルアライメントで完遂ですが、本件はOn-base後に工事が中断されていました。
3年間何の養生策もされていなかったため、再開した発電機はかなり古びた状態になっていました。
外観からも錆が確認できる状態で、長期保管から発電機本体内部への錆などの影響が懸念され運転できない可能性があると考え、軸受けの点検から開始しました。

内部の点検を進めるとすぐに粉塵と発錆が確認できました。

状態がひどかったため軸受け部も分解するとそこにも錆が発生しており、ジャーナルにまで発錆があるかもしれないという可能性が出てきました。
その場合、長期保管による影響の状態に合わせた補修(かなり厄介💦)が必要になるため心配しつつ上軸受けを分解。上メタルをチェーンブロックで吊り上げ恐る恐るジャーナルを確認。・・・「セーフ(;’∀’)」
この一瞬の緊張感とプレッシャーたまりません。。

本件も何度か山場はありましたがファイナルアライメントまで実施することができ、その発電機は現在もインドの人々に電気を供給し続けることができています。